月曜日, 4月 25, 2005

Google、『サイトターゲット広告』機能を追加

Googleはこれまで、アドワーズ広告およびAdSenseという2つの広告プログラムを通し、ユーザーと関連性の高い広告とを結びつける活動を続けてきました。この活動に新しい試みが追加されますので、こちらにご連絡させていただきます(米国時間425日より)。

Googleアドワーズ広告で、『サイトターゲット広告』機能の限定ベータテストが始まります。サイトターゲット広告は、アドワーズ広告の広告主が、Google広告ネットワークの何千何万というコンテンツサイトから、特定のサイトを選んで広告表示できるようにする機能です。これにより、広告に興味を持つと思われるターゲットにリーチすることが可能になります。

サイトターゲット広告機能を利用する広告主は、既存のテキスト形式およびイメージ形式の広告に加え、動画広告での広告表示も可能です。サイトターゲット広告機能はCPM1,000ページビューあたりの単価)入札方式によって価格が決まります。そのサイトに表示される可能性のある、他のCPMおよびCPC(ク リック課金)広告と比較され、アドワーズ広告のシステムにより、そのサイトにどの広告を表示するかが決定されます。特定サイトへの広告スペースを対象とし た広告の競争性が高まることで、サイト訪問者にとってより多様で、役に立つ適切な広告が表示されるようになると考えられます。

『サイトターゲット広告』の詳細

1:ターゲット方法

広告主は、何千何万というGoogleの広告ネットワークの中から、自分の広告を表示する特定のコンテンツサイトを簡単に選べるようになりました。これにより、これまでのキーワード形式のターゲット方式に加え、特定のサイトにむけ、よりターゲットを絞った広告が出すことも可能になりました。

2:入札

サイトターゲット広告では、広告主は特定サイトの1000回ごとの表示にいくらまで支払う意思があるかをもとに、CPMの上限価格を設定します。この広告は、そのサイトに表示される可能性のあるほかのCPM広告および従来のCPC広告と比較されます。なお、アドワーズ広告のCPM広告は、一度設定した費用をそのまま支払うという、従来のCPMモデルとは異なります。CPCのアドワーズ広告同様、広告主は特定サイトに表示するための最小価格を支払います。

3:広告形式

テキスト形式の広告と、昨年から可能になったイメージ形式の広告に加え、サイトターゲット広告は動画広告を表示することも可能になりました。アドワーズ広告の高い品質を保持するため、すべてのイメージおよび動画広告はGoogle広告ネットワークに表示される前に、Googleにより承認作業が行われます。

サイトターゲット広告は現在、限定された広告主の協力によって試されています。他のGoogleのサービス同様、このテストを通してユーザーや広告主、サイト運営者などからの意見をまとめ、より皆さんの役に立つサービスになるよう、改善が加えられます。このサービスは数週間のうちに、限定枠が広げられる予定です。サイトターゲット広告についてはwww.google.com/adwords/sitetargetingを参照ください。

水曜日, 4月 20, 2005

『Google検索アプライアンス』日本での販売開始

三井物産と販売及びサポートで提携

本日より、Googleの『Google検索アプライアンス』が、三井物産株式会社を通し、日本で販売開始されました。Googleと三井物産は、この度、同製品の代理店契約を締結、両社の強みを最大限に発揮し、企業向け検索システム市場を共同で拡大していく方針です。

Google検索アプライアンス」は企業や団体などのウェブサイトやイントラネットに、世界で高く評価されているGoogleの 検索技術を提供する、ハードウェアとソフトウェアを統合した製品です。本製品を使用することで、その企業または団体のサイトを利用しているユーザーは、探 している情報をより迅速で的確に探すことができるようになります。同様に、社内のイントラネット上の求めている情報をより早く、簡単に入手できるようにな ることで、企業の生産性の向上が想定されます。

Googleのエンタープライズ部門 ゼネラルマネージャー、デイブ ジルアードは今回の件に関し、次のようにコメントしています。「コスト効率の高い企業向け検索システム市場へのニーズは大きなものです。『Google検索アプライアンス』には日本からも数多くのリクエストが寄せられていました。この製品は、サイト上で情報が見つけられないために逃してしまう潜在顧客や、社内での重複作業などのロスをカバーし、ビジネスの成長をサポートします。」

一方、三井物産株式会社 ITソリューション事業部 ITサービス事業室ゼネラルマネージャーの馬場由顕氏は次のように述べています。「現在、日本国内の検索システム市場はソフトウェアメーカーによって占められています。検索アプライアンスという新しい形のソリューションと、Googleの技術とブランド力、三井物産の得意とする法人ビジネス分野の力で、日本の検索システム市場を拡大していきたいと思います。」

Google検索アプライアンス』概要:

ウェブサイト上またはイントラネット上の1500万ドキュメントまでをカバー

220以上のファイルタイプからの検索を実現

検索データベース、コンテンツ管理システム、およびサードパーティーのアプリケーションの統合

6つの言語での管理、設定が可能(日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語)

サイトにあったデザインに検索結果ページをカスタマイズ

三井物産株式会社によるサービス:

Google検索アプライアンス』の輸入及び販売業務

日本国内での技術サポート業務

日本国内での使用許諾業務

Google検索アプライアンス』に関する詳細はwww.google.co.jp/enterprise/、またはwww.bussan-networks.com/gsaを参照ください。

土曜日, 4月 16, 2005

Gmailの日本語版!

ここしばらく、Googleの日本語サービスが追加されていますが、『Googleデスクトップ検索』や『Googleツールバー』の日本語版に続き、『Gmai(ジーメール)』も日本語になりました。これは、「世界中の情報を整理して、世界中の人たちがその情報を使えるようにする」というGoogleの企業ミッションに基づいたものです。

今月1日、サービス提供から1周年を迎えたGmailは、その保存容量を増やしました。求めているメールを探すことに時間を無駄にしたり、保存容量を心配してメールを削除したりしなくても良いように設計されたGmailは、この1年の間、ユーザーの使いやすさを追求し、ほかにも様々な改善が行われてきました。ほかのメールサービスで利用しているコンタクト先をGmailでも利用できるようにしたり、より多くのブラウザのサポートや、HTML版の利用も可能にするなど、実際のGmailユーザーからの声をもとに手を加えました。また、無料のPOPアクセスや自動転送機能などを追加したことで、オフラインでも、携帯機器でも、ユーザーが自由にメールを読めるようになりました。

Googleは、今後も、Gmailユーザーのニーズにあうよう、引き続き改善を行っていきます。

Gmailはまだベータ版のサービスです。既存のGmailユーザーからの招待状にて利用いただけます。詳細はhttp://gmail.google.comをご参照ください。

火曜日, 4月 12, 2005

Google.co.jpの「グループ」が新しくなりました

Google.co.jpの「グループ」が新しくなりました。「Googleグループ」は共通の興味を持ったユーザーがメールやウェブを通して、意見や情報を交換できるサービスです。「Google グループ 2 (http://groups-beta.google.co.jp)」はメーリングリストをつくったり、グループの検索や閲覧などができるほか、好きなグループを常にチェックできるように設計されました。現在ベータ版の「Google グループ2」は、世界中に広がるUsenet*の情報を検索できるようにした、これまでの「Google グループ」をもとにつくられています。

Google グループ2の大きな特徴:

*自分で新しいグループをつくったり、既存のグループに参加したり、またメーリングリストを検索したりすることが簡単に行えます。使いやすいインターフェースにより、自分のグループを一般に公開したり、特定のメンバーだけで利用したりすることも簡単です。

*投稿されたものは約数秒でアップロードされ、約数分でインデックスされます。

*自分の「グループ」ページに興味のあるトピックを集めておくことができます。各グループのサマリー、タイトル、ツリービュー形式での閲覧など、好みの形式でトピックを確認することが可能です。

Google グループ2」のユーザーは、世界中で行われている投稿の中から、興味のあるものに参加することができます。例えば、「Google グループ2」 にある検索ボックスに「渋谷 レストラン」と入れれば渋谷にあるレストランの情報に関連したグループを検索することができます。また、英語を使うことで、 世界中の人たちの意見を聞くことも可能です。気に入ったグループは続けてトラックできるように星マークをつけることも可能です。友人や家族がお互いの最近 の情報を話す場として、同僚や学校の卒業生、地域のコミュニティーのお知らせの場として、また、共通の趣味を持ったメンバーが最新情報を交換する場として など、様々な使い方が考えられます。

Google グループ 2」は、Googleの技術を利用して、ユーザーがより速く、簡単に、探している情報を得られるように考えられたサービスです。Googleのほかのサービス同様、ユーザーからの声を聞きながら、より使いやすいサービスするため改善を続けていく予定です。「Google グループ 2」に関しての詳細はhttp://groups-beta.google.co.jp/googlegroups/about.html をご覧ください。

*Usenetに関してはhttp://groups-beta.google.co.jp/support/bin/static.py?page=basics_ja.html をご覧ください。

金曜日, 4月 01, 2005

『Googleツールバー3』日本語でも提供開始

「Googleツールバー3」の日本語での提供が始まりました。http://toolbar.google.com/intl/jp/よ り無料でダウンロードできます。『マウスオーバー辞書』機能を使うと、閲覧しているウェブページ上にある英語の単語に、マウスのポインターをあてるだけで その単語の翻訳単語が表示されます。英語から、日本語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、韓国語、簡体および繁体の中国語の8つの言葉に翻 訳可能です。

Googleツールバーについて:Google ツールバーを使うと、ウェブ上のどのページを閲覧中でも、その場ですぐに検索が行えます。数秒でインストールできるGoogle ツールバーは、通常のキーワード検索はもちろん、ハイライト、マウスオーバー辞書などの優れた機能を無料で利用できます。また、ツールバーをカスタマイズ して、サイト内検索やイメージ検索、ニュース検索などを直接行えるアイコンを含めることができます。

Googleツールバーについての詳細はhttp://toolbar.google.com/intl/ja/help.htmlを参照ください。