火曜日, 10月 11, 2005

『Googleデスクトップ2』で欲しい情報を幅広くカバー

『Googleデスクトップ2』の日本語版の提供が始まりました。無料でダウンロードできる同アプリケーションは、より簡単に情報にアクセスできることを目的として設計されました。デスクトップ検索を、ユーザーの興味あるものを考え、それに沿った情報を中心に提供するサイドバーに統合することで、各ユーザーの嗜好に沿った情報が『Googleデスクトップ2』から簡単にアクセスできるようになります。ウェブ上とパソコン上の双方を対象にした、パーソナルウェブアシスタントとして活躍します。

Gogoleのデスクトップ検索技術をもとに設計されたGoogleデスクトップ2はhttp://desktop.google.co.jpからダウンロードできます。また、パソコンへのアプリケーションのインストールが許可されていない職場のIT管理者向けに、『Google企業向けデスクトップ』(http://desktop.google.co.jp/enterprise/)も用意されています。これを利用することで、社内全体に簡単に導入することができます。

『Googleデスクトップ2』には、主な機能には以下が含まれます。

サイドバー:パソコンのスクリーンの脇に表示されるサイドバーを利用して、メール、ニュース、デジタル画像、RSSやAtomニュースフィードなどに簡単にアクセスできるようになります。ユーザーの興味やウェブの履歴などをもとにパーソナライズされるサイドバーは、利用に際して、特に設定を必要としません。また、ちょっとしたメモに便利で保存もできるスクラッチパッドや、タスクリストもつき、必要な情報のあれこれがサイドバーを使うことで、幅広くカバーできるようになります。また、よりカスタマイズされたい場合の設定も、とても簡単です。

クイック ファインド:パソコン内のファイルを検索したり、ブラウザを開くことなくアプリケーションを起動することができます。また、検索キーワードの入力中に、該当すると思われる候補が表示されることで、より早く情報にアクセスできるようにしました。例えば、『iTunes』を起動したい場合、検索ボックスに『itu』と入力するだけで、検索ボックス上に他の該当する検索結果とともに、『iTunes』 のアプリケーションが表示されます。

Outlookツールバー:Outlook内にGoogle検索ボックスを設置することで、メールや連絡先など、Outlook内の情報を直接検索できます。

その他、これまでの『Googleデスクトップ検索』で検索できなかったネットワークドライブ、Outlookデータ(連絡先、予定、タスク、ノートなど)の検索に加え、オンラインではなくてもGmailのメール検索ができるようにするなど、より便利さを追求しました。また、必要に応じてハードドライブのインデックスを暗号化するなど、セキュリティー面も強化しています。

なお、『Googleデスクトップ2』では、開発者向けにAPIも提供されています。例えば、「To-Doリスト」など、様々なプラグインが開発されています。開発されたプラグインはhttp://desktop.google.com/pluginsからダウンロード可能です。また、GoogleデスクトップのAPIはhttp://desktop.google.com/apisから入手できます。

Googleデスクトップ2はWindows XPおよびWindows2000サービスパック3以上、500MB以上のディスクスペース、256MB以上のRAM、400MHz以上のPentiumプロセッサの環境でご利用いただけます。