水曜日, 12月 21, 2005

2005年に最も検索されたキーワード

年末恒例のキーワードランキングがあちらこちらで見られるようになってまいりました。Googleでも、たった今、Googleにおいて世界で最も検索されたキーワードのランキングができあがりました。なお、これはGoogle.comだけではなく、co.jpも含め、すべてのGoogleのドメインの上でもっとも検索されたキーワードのランキングになります。
http://www.google.com/press/zeitgeist2005.html


最も検索されたキーワード
1. Myspace
2. Ares
3. Baidu
4. wikipedia
5. orkut
6. iTunes
7. Sky News
8. World of Warcraft
9. Green Day
10. Leonardo da Vinci


Googleニュースで最も検索されたキーワード
1. Janet Jackson
2. Hurricane Katrina
3. tsunami
4. xbox 360
5. Brad Pitt
6. Michael Jackson
7. American Idol
8. Britney Spears
9. Angelina Jolie
10. Harry Potter


Froogle(商品検索サービス)で最も検索されたキーワード
1. ipod
2. digital camera
3. mp3 player
4. ipod mini
5. psp
6. laptop
7. xbox
8. ipod shuffle
9. computer desk
10. ipod nano



なお、日本語で最も検索されたキーワードはこのようになりました。

1: 電車男
2: 地図
3: 愛知万博
4: 綾瀬はるか
5: 伊東美咲
6: 2ch
7: 動画
8: ラーメン
9: ブログ
10: ANA
11: mixi
12: 安田美沙子
13: スターウォーズ
14: 小倉優子
15: 翻訳

木曜日, 12月 15, 2005

g@google.jp

2005年、Googleは日本の携帯電話ユーザーを対象としたGoogleモバイルに、携帯サイト検索とローカル検索を加えました。本日、新たに「Googleモバイル検索メール(ベータ版)(g@google.jp)」を追加しました。

今年3つ目の日本語版モバイルサービスとなるGoogleモバイル検索メールは、NTT
DoCoMo、KDDI、Vodafoneの携帯メールが使えるユーザーを対象としたサービスです。携帯電話のメールを使って特定のGoogle検索を行い、検索結果をメールで受け取るスタイルの同サービスにより、携帯電話からの検索方法に選択肢がひとつ追加されたことになります。このサービスは、Googleの他のサービス同様、ユーザーと求めている情報を少しでも簡単、迅速、正確に結び付けたい、という考え方の一環として作られました。

Googleモバイル検索メールでは、通常のウェブ検索、携帯サイト検索はもちろん、ローカル検索やパソコンでGoogleを利用するときと同様の電卓機能や通貨換算の検索結果を得ることができます。地下鉄や電車に乗っている場合や、情報は探したいが、歩いている最中なので通常の検索が行いにくい場合など、外出先や移動中などの様々な場面で気軽に使うことができます。


使い方:
1:メールの本文に、検索したいキーワードを入力します。なお、ウェブ検索、ローカル検索、携帯サイト検索など、特定のサービスを対象とした検索を行う場合は、メール本文の先頭に「ローカル」「ロ」など特定サービスを示す印を入力し、スペースを空けて検索キーワードを入力します。(下を参照ください)
2:メールをg@google.jpに送信します。
3:Googleから検索結果のメールが送られます。1つの検索に対し、Googleの検索結果数件とGoogleの検索結果ページへのURLを返信します。


キーワードの入力方法:
* ウェブ検索: 検索キーワードの前に「ウェブ」「ウ」「う」のいずれかを入力
例:ウ 神戸 人口

* 携帯サイト検索: 検索キーワードの前に「携帯」「ケ」「け」のいずれかを入力
例:け 着メロ

* ローカル検索: 検索キーワードの前に「ローカル」「ロ」「ろ」のいずれかを入力
探したいお店やサービスを入力し、スペースの後に地域を入力
例:ろ ラーメン 渋谷

* 電卓機能や通貨換算は、パソコンのGoogleウェブ検索での利用同様、メールの本文部分に数式や換算する通貨を入力して送信します。
例:30坪を平米で  1ユーロは何円

なお、http://mobile.google.co.jp/kmでGoogleモバイル検索メールのデモをお試しいただけます。Googleモバイル検索メールはベータ版のサービスです。より便利で役立つサービスにするため、まだ改良を続けていきますので、皆さんのご意見をmobile-jp@google.comまでお送りください。


(注)日本国内でNTT DoCoMo、KDDI、Vodafoneを利用ユーザーで、これらの携帯電話でメールが利用できる方が対象です。また、ドメイン指定受信をされている場合はgoogle.jpのドメインが許可されている必要があります。電話機の設定についてはお手数ですが、各携帯電話会社にお問い合わせください。

木曜日, 11月 17, 2005

Googleローカルがさらにパワーアップ

日本語のGoogleローカルの提供する情報が、よりリッチになりました。営業時間や利用できるクレジットカード情報などの情報に加え、Googleローカルビジネスセンターの開設により、ユーザーが求めている新鮮な情報をこれまで以上に提供できるようになりました。

よりシームレスで簡単な検索体験の提供ができるよう、Googleローカルの検索結果ページに、インターネット上の様々なソースから、これまで以上に詳細なデータの提供が始まりました。ビジネスリストや地図上に表示されているバルーンをクリックすると、詳細情報のある場合は、既存の吹き出しに加えて詳細タブが加わります。これにより、営業時間、価格、支払い方法、ホテルの設備、最寄り駅からの距離などの情報を、より簡単にご覧いただけるようになりました。例えば「カラオケ 新宿」や「貸切露天風呂 箱根」「夜景 台場」などと検索すると、カラオケの種類や客室数、ユーザーレビューなどを参照することができます。

また、Googleローカルにご自分のビジネスを表示する簡単な方法を探されている方を対象に、Googleローカルビジネスセンターが始まっています。同機能を利用して、Googleローカルの検索結果にご自分のビジネスを加えたい、または編集したいと思われる場合、以下のような手順でご利用いただけます。

1: www.google.co.jp/local/addから必要な情報を入力する。
2: GoogleよりPINナンバーを書いた封書が届くのを待ちます。
3: 前述のURLに戻り、届いたPINナンバーし、入力した情報を確認します。

入力された情報は、数週間のうちにGoogleローカルの検索結果に反映されるようになります。Googleローカルビジネスセンターから入力された情報は、緑色のテキストで「経営者より提供」と明記され、ローカル検索結果に表示されるようになります。

Googleローカル ビジネス センターは、ユーザーが探している、より新鮮な地域情報を提供できるようにしたいというGoogleの方針の一環です。このサービスを介して登録された情報はGoogleモバイル(www.google.jp)のローカル検索にも連動されます。Googleローカル ビジネス センターにより、ビジネスオーナーは携帯電話ユーザーを含めたより多くのユーザーにリーチできる可能性を持つことになります。

なお、Googleローカル ビジネス センターへの登録情報は、Googleローカルのリストに追加されるのみで、第三者から提供されているGoogleローカルの既存のビジネスリスティング部分の情報の書き換えを行うことはできません。また、Googleのウェブ検索結果やアドワーズ広告のアカウントなどには連動せず、広告主がアドワーズ広告のアカウントに登録された情報Googleローカルに連動されることもありません。

より便利なサービスをめざし、Googleでは皆様からのご意見をお待ちしています。Googleローカルに関しての詳細はhttp://local.google.co.jp/supportを参照ください。

火曜日, 11月 15, 2005

Googleの無料ウェブ解析サービス提供開始

本日より、Googleがホストする無料のウェブ解析サービス『Google Analytics(アナリティクス)』の提供がはじまりました。『Google Analytics』は、これまで『Urchin(アーチン)』と呼ばれてきたサービスを、ウェブサイトからより大きな結果を得たいと考えている、販売やマーケティングを行っているすべてのサイトを対象に、すぐに活用できる詳細なウェブ解析情報を無料で提供する試みです。

このサービスを利用することで、サイトを閲覧する顧客にとってどのキーワードが魅力的であるか、どのメールキャンペーンの効率がよいのか、サイトをどのように設計すれば顧客の滞在時間が延びるか、などの情報を得ることができます。

GoogleとUrchinは、すべてのオンラインマーケッターとサイト運営者が、それぞれのサイトの顧客についての理解を深められるパワフルなウェブ解析サービスを提供したいと考えていました。『Google Analytics』は、各サイトがターゲットにあった広告やサイトを作るためのサポートサービスです。このサービスを無料で提供することにより、規模の大小を問わず、より多くのビジネスサイトが顧客のニーズにあった情報を提供できるようになり、それによりそれぞれのビジネスが成長し、最終的にはインターネットユーザーにとってより快適な環境を作ることができると考えています。

『Google Analytics』は、キーワードの選択や入札、効率のよいメールキャンペーンの特定、サイト設計の最適化など、オンラインマーケティングの様々な面を向上するサポートとして機能します。このような情報は、サイトへのアクセスを増やし、見込み客を実際の結果に結びつけ、マーケティング費用をより効率よく使えるようにするために役立ちます。なお、『Google Analytics』ウェブ解析の経験のない企業がすぐに始めることができるように、同時に、オンラインマーケティングに経験の深い企業にも役に立つように設計されています。


『Google Analytics』は無料であるという以外にも、3つの大きな特徴があります。

Googleアドワーズ広告を含めたオンライン広告ネットワークとの統合性:
アドワーズ広告の利用者はそれぞれのアドワーズ広告アカウントの新しいインターフェースから『Google Analytics』にアクセスできるようになりました。『Google Analytics』は、時間がかかるキーワードとURLのタグ付けの自動化や、投資収益率(ROI)を見るためのコストデータの抽出なども簡単に行えます。また、バナー広告やメールによるマーケティング、通常の検索やペイドリスティングなど、様々なアクティビティの経過や結果を見ることも可能です。

新しいレポーティングダッシュボード:
オンラインのキャンペーンに関係する3つの大きな意思決定者グループである、経営者、マーケティング、ウェブマスターの誰もに役立つように作られています。


グローバルなリーチ:
日本語のほか、英語(米国/英国)、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、オランダ語、韓国語、中国語(広東/北京)、ポルトガル語、デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語、スウェーデン語、ロシア語で利用可能です。


世界規模で管理されているGoogle.comと同じインフラの上で動く『Google Analytics』は、サイト訪問者数が少ないサイトから、何百万という訪問者があるサイトまで、すべての規模のサイトをサポートします。このサービスは、米国の雑誌Fortuneでトップ500に選ばれているいくつもの企業を含め、様々な企業で利用されています。例えば、The Financial TimesやNational Semiconductor、Ritz Interactiveなどのように多くのサイトが、同サービスを利用してより優れたサイト体験をユーザーに提供し、効率のよいマーケティング効果を手に入れています。また、ユーザーのデータは、Googleのプライバシーポリシーに基づき、機密情報として守られています。

Google Analytics利用企業のコメント:Deckers Outdoor Corp. のJeff Saville氏
「ウェブ検索同様、Googleはウェブ解析をシンプルにして、何百万という企業が使えるようにしました。無料で提供される『Google Analytics』は新しい機能も追加され、顧客にとって企業のサイトがどう受け取られているかを知り、ユーザーの求めている情報を提供するために役立ちます。」

『Google Analytics』は、GoogleのUrchinを利用している既存の顧客も含め、すべてのサイトによる利用が可能となりました。無料のオンラインサポートも利用可能です。カスタマイズが必要とされている大手企業の場合は、Googleのパートナー企業からのプロフェッショナルサービスもあります。

『Google Analytics』についての詳細は、http://www.google.co.jp/analytics を参照ください。

金曜日, 11月 11, 2005

日本語版『Googleパーソナライズド検索』

本日より、日本語の『Googleパーソナライズド検索』の提供がはじまりました。このサービスは各ユーザーの検索履歴をもとに、検索結果を提供するものです。例えば、技術関係の検索を多く行うユーザーには、果物ではなくコンピューターの「Apple」を優先して表示する、ということが可能になります。

先週ご案内した『パーソナライズド ホームページ』に続けての提供開始となる『Googleパーソナライズド検索』は、Googleが行っている「個々のユーザーにあわせた、より役立つ情報を表示させる」という試みの一環です。Googleでは、このようなパーソナライズ化が検索結果の品質をより高めてくれると考えています。

『Googleパーソナライズド検索』は、http://www.google.co.jp/psearchから利用可能です。このページより検索を続けていただくことで、Googleの検索結果が、より各ユーザーの求めているものにマッチするようになることを体験いただけます。このサービスの検索結果順位は、ユーザーの過去の検索履歴をもとに表示されることになります。

このサービスは、検索結果をユーザーの趣向に合わせる以外に、検索履歴機能も持ち合わせています。ユーザーは自分の行った検索を時系列で見たり、特定の日の検索頻度を見ることができます。

このサービスにログインしているかどうかは、Googleのトップページの右上にある「パーソナライズド検索」へのリンクを見ることで確認できます。このリンクにより、サービスへのサインイン、サインオフが簡単にできるほか、「マイアカウント」ページの「アカウントを削除」リンクより『Googleパーソナライズ検索』全体の削除を行うことも可能です。

金曜日, 11月 04, 2005

『パーソナライズド ホームページ』が日本語でも

本日より、Googleの『パーソナライズド ホームページ』が日本語でもご利用いただけるようになりました。『パーソナライズド ホームページ』は、Googleの機能と、インターネット上にある様々な情報へのリンクを、より使いやすくなるようにひとつのページにまとめたものです。これは、Googleユーザーからの「ひとつのページからもっといろいろなものにアクセスしやすくして欲しい」というリクエストに応えて考えられてものです。パーソナライズド ホームページは、パーソナライズされた情報をより使いやすく、役に立てるようにしようというGoogleの様々な試みの一環です。

各ユーザーの好みに合ったパーソナライズド ホームページを作るには、http://www.google.co.jp/igにアクセスします。Gmailのプレビュー、Google Newsのヘッドライン、をはじめ、NIKKEI NETやasahi.com、All Aboutからのフィードなど、それぞれの興味のあるコンテンツを選びます。また、Googleの用意したコンテンツ意外にも、RSSフィードを提供している好きなサイトから、情報を追加することも簡単に設定できます。

また、使いやすさを考慮されて設計されているパーソナライズド ホームページは、ユーザーの好みに合わせ、ドラッグ アンド ドロップ方式で、セクションを移動させることができます。パーソナライズを完了すると、Googleアカウントにログインすることで、どのパソコンからでも自分のパーソナライズド ホームページにアクセスすることができるようになります。また、従来どおりのすっきりしたGoogleトップページに戻りたい場合は、ページ上にある「ホーム」リンクをクリックすることで簡単にもとに戻ることができます。

パーソナライズド ホームページは、Googleのほかのサービス同様、ユーザーの方々からのフィードバックをもとに、より使いやすく変更を加えていきます。パーソナライズされた情報を、より便利で役に立てるようにしたい、というGoogleの活動に、引き続きのご支援をお願いいたします。

金曜日, 10月 28, 2005

日本語の電卓機能がパワーアップ

Googleの日本語の電卓機能がパワーアップしました。検索ボックスに計算式や数値を入力して、EnterキーまたはGoogle検索ボタンをクリックするだけで利用できるGoogle電卓機能は、これまでも、基礎的な計算から高度な計算式まで対応できていました。とはいえ、料理材料の計量や旅行の際の通貨換算、アパートを探しているときの坪と平米、華氏やマイルなどの温度や距離の単位の換算など、毎日の生活の中で、「ちょっとわかったら便利」というものはまだまだ存在します。パワーアップしたGoogle電卓機能は、これまでの様々な計算に加え、身近なものから、大規模なものまで、より幅広い数字に関する情報に答えを出せるようにしました。ぜひ、いろいろとお試しください。

例えば、以下のようなものを検索ボックスに入力しても、回答がでてきます。
10!
4/3 * π* 地球の半径の3乗 (地球が球だと仮定した場合の体積を計算することができます)
1024 を2進数で
大さじ5を計量カップで
小さじをミリリットルで
100度華氏
6フィート10インチ
18万円/30日を円/日
30坪は何平米?
20 USD
1ユーロをノルウェイのお金で
人生、宇宙、すべての答え (こんなオマケもあります)


「世界中の情報を整理して、世界中の人が使えるようにする」というミッションを軸に、Googleはこれからも、ユーザーの皆さんに「あったら便利」と思っていただけるサービスの開発を続けていきたいと考えています。ぜひ、皆様のご意見をお聞かせください。
http://www.google.co.jp/support/bin/request.py 

引き続きのご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。