金曜日, 10月 28, 2005

日本語の電卓機能がパワーアップ

Googleの日本語の電卓機能がパワーアップしました。検索ボックスに計算式や数値を入力して、EnterキーまたはGoogle検索ボタンをクリックするだけで利用できるGoogle電卓機能は、これまでも、基礎的な計算から高度な計算式まで対応できていました。とはいえ、料理材料の計量や旅行の際の通貨換算、アパートを探しているときの坪と平米、華氏やマイルなどの温度や距離の単位の換算など、毎日の生活の中で、「ちょっとわかったら便利」というものはまだまだ存在します。パワーアップしたGoogle電卓機能は、これまでの様々な計算に加え、身近なものから、大規模なものまで、より幅広い数字に関する情報に答えを出せるようにしました。ぜひ、いろいろとお試しください。

例えば、以下のようなものを検索ボックスに入力しても、回答がでてきます。
10!
4/3 * π* 地球の半径の3乗 (地球が球だと仮定した場合の体積を計算することができます)
1024 を2進数で
大さじ5を計量カップで
小さじをミリリットルで
100度華氏
6フィート10インチ
18万円/30日を円/日
30坪は何平米?
20 USD
1ユーロをノルウェイのお金で
人生、宇宙、すべての答え (こんなオマケもあります)


「世界中の情報を整理して、世界中の人が使えるようにする」というミッションを軸に、Googleはこれからも、ユーザーの皆さんに「あったら便利」と思っていただけるサービスの開発を続けていきたいと考えています。ぜひ、皆様のご意見をお聞かせください。
http://www.google.co.jp/support/bin/request.py 

引き続きのご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

火曜日, 10月 11, 2005

『Googleデスクトップ2』で欲しい情報を幅広くカバー

『Googleデスクトップ2』の日本語版の提供が始まりました。無料でダウンロードできる同アプリケーションは、より簡単に情報にアクセスできることを目的として設計されました。デスクトップ検索を、ユーザーの興味あるものを考え、それに沿った情報を中心に提供するサイドバーに統合することで、各ユーザーの嗜好に沿った情報が『Googleデスクトップ2』から簡単にアクセスできるようになります。ウェブ上とパソコン上の双方を対象にした、パーソナルウェブアシスタントとして活躍します。

Gogoleのデスクトップ検索技術をもとに設計されたGoogleデスクトップ2はhttp://desktop.google.co.jpからダウンロードできます。また、パソコンへのアプリケーションのインストールが許可されていない職場のIT管理者向けに、『Google企業向けデスクトップ』(http://desktop.google.co.jp/enterprise/)も用意されています。これを利用することで、社内全体に簡単に導入することができます。

『Googleデスクトップ2』には、主な機能には以下が含まれます。

サイドバー:パソコンのスクリーンの脇に表示されるサイドバーを利用して、メール、ニュース、デジタル画像、RSSやAtomニュースフィードなどに簡単にアクセスできるようになります。ユーザーの興味やウェブの履歴などをもとにパーソナライズされるサイドバーは、利用に際して、特に設定を必要としません。また、ちょっとしたメモに便利で保存もできるスクラッチパッドや、タスクリストもつき、必要な情報のあれこれがサイドバーを使うことで、幅広くカバーできるようになります。また、よりカスタマイズされたい場合の設定も、とても簡単です。

クイック ファインド:パソコン内のファイルを検索したり、ブラウザを開くことなくアプリケーションを起動することができます。また、検索キーワードの入力中に、該当すると思われる候補が表示されることで、より早く情報にアクセスできるようにしました。例えば、『iTunes』を起動したい場合、検索ボックスに『itu』と入力するだけで、検索ボックス上に他の該当する検索結果とともに、『iTunes』 のアプリケーションが表示されます。

Outlookツールバー:Outlook内にGoogle検索ボックスを設置することで、メールや連絡先など、Outlook内の情報を直接検索できます。

その他、これまでの『Googleデスクトップ検索』で検索できなかったネットワークドライブ、Outlookデータ(連絡先、予定、タスク、ノートなど)の検索に加え、オンラインではなくてもGmailのメール検索ができるようにするなど、より便利さを追求しました。また、必要に応じてハードドライブのインデックスを暗号化するなど、セキュリティー面も強化しています。

なお、『Googleデスクトップ2』では、開発者向けにAPIも提供されています。例えば、「To-Doリスト」など、様々なプラグインが開発されています。開発されたプラグインはhttp://desktop.google.com/pluginsからダウンロード可能です。また、GoogleデスクトップのAPIはhttp://desktop.google.com/apisから入手できます。

Googleデスクトップ2はWindows XPおよびWindows2000サービスパック3以上、500MB以上のディスクスペース、256MB以上のRAM、400MHz以上のPentiumプロセッサの環境でご利用いただけます。

水曜日, 10月 05, 2005

GoogleローカルとGoogleマップが統合しました

よりシームレスなローカル情報検索と地図体験を提供できるよう、「Googleローカル」と「Googleマップ」の技術を統合させました。

日本語版の「Googleローカル」と「Googleマップ」は今年7月からサービスが始まりました。提供開始より、数多くのユーザーの皆様から、ありがたいお言葉を頂戴しています。また、Google Maps APIを利用された日本語のサイトが増えているのを拝見するのは、Googleにとってとても光栄で、嬉しいことです。

このようにGoogleのローカル情報サービスが普及を続けている中、ユーザーが探している情報を少しでも早く得られるよう、本日より、「Googleローカル(http://local.google.co.jp/)」 でローカル情報検索と地図情報を同時に行うことができるようにしました。Googleは、一番近いコンビニを探す時や、オフィスの周辺の980円ランチを探す時など、ユーザーの生活に密着した、役に立つ技術の開発を続けていきたいと考えています。

「Googleローカル」は、ローカル情報の検索結果とともに、ドラッグできる使い易い地図、サテライトイメージ、キーボードショートカットなどの便利な機能を提供しています。また、Googleのウェブインデックスとビジネスリストからの検索結果と、それに合った地図が瞬時に表示することで、ローカル情報を包括的に見ることができるようになりました。

ローカル情報と地図情報を提供は、「世界中の情報を整理し、世界中の人が使えるようにする」というGoogleのミッションに基づいたものです。今後も、より役に立つローカル情報や地図情報の検索を提供できるよう、努力を続けていきます。

「Googleローカル」についてはhttp://local.google.co.jp/ を参照ください。